Category

公差

  • 幾何公差とは?種類や記号をわかりやすく解説

    この記事を監修する専門家有限会社大川板金取締役 大川嘉雄 氏創業50年、板金加工・機械加工等の金属加工を手掛ける有限会社大川板金で取締役を務める。10年以上の金属加工でのキャリアを活かし、コンサルタントとしてMitsuriのアドバイザーを兼務。町工場の3K(きつい、汚い、危険)イメージを変え、カッコいい人達で溢れる職場を目指している。今回は幾何公差の基礎知識について解説します。幾何公差とは、物体の形状・姿勢・位置関係などの誤差の許容値を表します。設計図面で指示された形状などに加工しようとしても、完全に正しい状態(幾何学的に正しい直線・円・平面)に仕上げることはできません。そこで、どの程度まで歪みやズレを許容できるかを数値化したものとして幾何公差を用います。厳しすぎる公差での設計は要注意!精度を出せる切削加工の場合でも、公差を厳しくしすぎるとお見積り提出に至らない場合があります。こちらの動画では、どのような場合に加工不可となるのか解説していますのでぜひご覧ください!Youtubeにて、金属加工Mitsuriチャンネルを運営中!こちらからご覧ください!幾何公差とは?幾何公差とは、とある物体の形状の幾何学的な精度を表す指標のことで、わかりやすく説明すると、設計で意図している形状・姿勢・位置関係などの歪みやズレの許容値を意味します。似た単語として「寸法公差」がありますが、寸法公差は図面で記述されている寸法の許容誤差範囲を示しています。寸法公差だけ指示した場合、設計者の意図する正しい形状には指示しきれないため、幾何公差を用いる必要があります。幾何公差の分類幾何公差には、大きく分けて「単独形体」と「関連形体」があります。これらをさらに細かく分類すると、「形状公差」「姿勢公差」「位置公差」「振れ公差」の4つに分かれます。●単独形体:形状公差●関連形体:姿勢公差・位置公差・振れ公差単独形体とは、形状に対して、単独で指定できる幾何公差のことです。幾何公差の分類の「形状公差」が単独形体に該当します。関連形体とは、何か基準となる相手との関係を示す必要がある幾何公差のことです。「姿勢公差・位置公差・振れ公差」の3種類が関連形体に該当します。以上のことを踏まえ、それぞれの幾何公差の分類について、どのように図示するかの例と意味について解説します。形状公差引用元:アイアール技術者教育研究所 【機械製図道場・上級編】幾何公差の図示を習得!幾何公差の種類・特性・記号は?データムって何?上図左は、形状公差の平面度を図示している例です。面の幾何公差を指示するために、外形線に指示線を入れて、幾何公差の記入枠と結び付けます。幾何公差記入枠には、平面度を示す記号と許容差の数値を記入することで、幾何公差を指示します。上図の例の場合、幾何学的平面から0.1mm以内の歪みで仕上げるように指示しています。姿勢公差引用元:引用元:アイアール技術者教育研究所 【機械製図道場・上級編】幾何公差の図示を習得!幾何公差の種類・特性・記号は?データムって何?上図左は、姿勢公差の直角度を図示している例です。上図左で記入されている「A」の記号は、「データム記号」と呼ばれるものです。データムとは、関連形体の幾何公差を決めるために設定された、理論的に正確な幾何学的基準のことで、「指定された幾何公差に基づいて加工や検査をする際は、この面または線を基準としてください」という意味を持ちます。このことから、上図では、基準面である底面Aに対して、図示している垂直面が0.05mm以内のズレで仕上げることを指示しています。位置公差引用元:アイアール技術者教育研究所 【機械製図道場・上級編】幾何公差の図示を習得!幾何公差の種類・特性・記号は?データムって何?上図左は、位置公差の同軸度を図示している例です。上図左のように、軸線または中心平面に対して幾何公差を指示する場合は、寸法線と一直線上に向き合うようにして支持線を記入します。上図では、径の大きい方の円筒部の軸心を基準とし、径の小さい方の円筒部の軸心のズレが0.05mm以内に収まるように指示しています。振れ公差引用元:アイアール技術者教育研究所 【機械製図道場・上級編】幾何公差の図示を習得!幾何公差の種類・特性・記号は?データムって何?上図左は、振れ公差の全振れを図示している例です。振れとは、上図右のように、円筒を軸心まわりに回転させると、表面の微細な凹凸により、真円のものと比べてズレが生じることを指します。今回ご紹介している全振れの場合は、全周にわたり公差内に収めることを要求する意味を持ちます。そのため上図では、データム軸直線を中心に回転させた、小さい方の円筒の振れが全周0.03mm以内であることを図示しています。幾何公差の種類単独形体である形状公差は、以下の6つの特性があります。●単独形体(形状公差):真直度、平面度、真円度、円筒度、線の輪郭度、面の輪郭度関連形体である姿勢公差・位置公差・振れ公差は、それぞれで以下の特性があります。●関連形体(姿勢公差):平行度、直角度、傾斜度、線の輪郭度、面の輪郭度●関連形体(位置公差):位置度、同軸度、同芯度、対称度、線の輪郭度、面の輪郭度●関連形体(振れ公差):円周振れ、全振れここでは、幾何公差の各特性についての意味をご紹介します。真直度指定面や軸が、どれだけ変形しているかを表す幾何公差。平面度平面からどれだけ変形しているかを表す幾何公差。真円度真円からどれだけ変形しているかを表す幾何公差。円筒度円筒状のものが、どれだけ真っ直ぐかつ、丸いかを表す幾何公差。線の輪郭度母線形状がどれだけ変形しているかを表す幾何公差。面の輪郭度線の輪郭度のような二次元の線ではなく、表面形状からどれだけ変形しているかを表す幾何公差。平行度データム直線またはデータム平面に対して、どれだけ直線や平面が平行であるかを表す幾何公差。直角度データム直線またはデータム平面に対して、どれだけ直角から傾いているかを示す幾何公差。記述する数値は、角度ではなく、mm単位で表します。傾斜度データム直線またはデータム平面に対して、どれだけ指定角度(90°を除く)から傾いているかを表す幾何公差。直角度と同様に、角度ではなくmm単位で表します。位置度データムまたは他の形体に関連して定められた点、直線、平面に対して、どれだけ位置ズレしているかの幾何公差。同心度データム円の中心に対して、他の円の中心位置がどれだけズレているかを表す幾何公差。同軸度データム軸直線と同一直線上にあるべき軸線が、どれだけ正確な位置からズレているかを表す幾何公差。対称度データム軸直線またはデータム中心平面に対して、互いに対称であるべき形体がどれだけ正確な位置からズレているかを表す幾何公差。円周振れデータム軸直線を軸とする回転体を回転させたとき、指定した任意の箇所がどれだけズレているかを表す幾何公差。全振れデータム軸直線を軸とする回転体を回転させたとき、その表面がどれだけ振れているかを表す幾何公差。幾何公差の記号一覧ここまで幾何公差の特性の意味について解説しました。幾何公差の記号については、以下の表をご参考ください。<単独形体 幾何公差の表>※JIS B 0021:1998 製品の幾何特性仕様(GPS)-幾何公差表示方式-形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式を参考に作成形状公差は、単独形体の幾何公差のため、データム指示は不要です。ただし「線の輪郭度」と「面の輪郭度」については、関連形体の姿勢公差と位置公差の用途で用いる場合があります。その際はデータム指示が必要です。<関連形体 幾何公差の表>※JIS B 0021:1998 製品の幾何特性仕様(GPS)-幾何公差表示方式-形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式を参考に作成姿勢公差・位置公差・振れ公差は、関連形体の幾何公差のため、基本的にデータム指示が必要です。ただし、位置度においては、条件によってデータムを不要とする場合もあります。

  • 図面を扱うなら知っておきたい!幾何公差記号クイズ

    公差記号とは公差とは「許容される差」を意味します。例えば、製作する部品の寸法が10mmで図面には「公差+0.5」と記載されている場合、完成品の該当箇所が10.5mmとなっても許容範囲内とし品質に問題はないということになります。公差は大きく分けて、普通公差(一般公差)と寸法公差の2種類に分けられます。その寸法公差の中には幾何公差というものがあり、さらに幾何公差の中にも「形状公差」「姿勢公差」「位置公差」「振れ公差」の4つがあります。参考記事:【公差】とは?基本的な定義や許容差との違い・板金加工における公差について解説します!参考記事:【板金加工 図面】図面の基礎を徹底解説!書き方・読み方・必要性公差記号はたくさんあるので慣れないうちは覚えるのに苦労するかもしれません。今回はより楽しく覚えられるようにクイズ形式で記号を紹介していきます!どれも図面でよく使われる記号ですので、全問正解目指して頑張ってください!第1問この記号は何を指定するものでしょうか?①四角さの指定②最も出っ張った部分と最もへこんだ部分の指定③直角の指定答え:②平面度を指す記号。どのくらい正確に平らな面にするべきかの表面の凹凸加減を指定します。最も出っ張っている部分と最もへこんでいる部分が、上下に離れた2つの平面の間に挟まれた一定の距離でなければいけません。第2問この記号は何を指定するものでしょうか?①真っ直ぐの指定②平行さの指定③垂直さの指定答え:①真直度を指す記号。どれくらい真っ直ぐにするべきかを指定します。直線に適用され、中心線や母線などの曲がりを表します。そのため、長尺物を始めとする反りの許容などに利用されます。第3問この記号は何を指定するものでしょうか?①丸さの指定②丸さと真っ直ぐさの指定③丸さと平行さの指定答え:②円筒度を指す記号。まんまるさと真っ直ぐさを指定します。どれくらい正確な円筒形にするべきなのか、そして円筒のゆがみを表します。第4問この記号は何を指定するものでしょうか?①曲面(断面)が注文した通りにできているかの指定②曲面(表面)などが注文した通りにできているかの指定③まんまるさの指定答え:②面の輪郭度を指す記号。曲面(表面)などがデザインした通りにできているかを指示します。面の輪郭度は線の輪郭度と異なり、指定曲面の全体が対象です。第5問この記号は何を指定するものでしょうか?①データム(基準となる平面、直線)に対して、どのくらい正確に直角であるかの指定②データムに対して、どのくらい真っ直ぐであるかの指定③データムに対して、どのくらい2つの平面または直線が平行であるかの指定答え:③平行度を指す記号。平行度には基準となる平面、直線である「データム」が存在します。第6問この記号は何を指定するものでしょうか?①データムに対して、どのくらい真っ直ぐであるかの指定②データムに対して、どのくらい正確な位置にあるかの指定③データムに対して、どのくらい正確に直角であるかの指定答え:③直角度を指す記号。データムに対して、どのくらい正確に直角であるかを指定します。ちなみに、直角度で指定する単位は角度ではなくmmで表記します。第7問この記号は何を指定するものでしょうか?①データムに対して、どのくらい正確に傾斜しているかの指定②データムに対して、どのくらい正確に直角であるかの指定③傾斜がどのくらいあるのかの指定答え:①傾斜度を指す記号。指定する直線や平面が90°以外であり、データムに対して正確に傾斜されているかを指定します。こちらも直角度と同様、傾斜度で指定する単位は角度ではなくmmで表記します。第8問この記号は何を指定するものでしょうか?①データムに対して、垂直であることの指定②データムに対して、対称であることの指定③データムに対して、どのくらい正確な位置にあるかの指定答え:③位置度を指す記号。データムに対してどのくらい正確な位置にあるのか、その精度を指定します。第9問この記号は何を指定するものでしょうか?①回転させたときの任意の円周の一部の振れの指定②回転させたときの表面全体の振れの指定答え:①円周振れを指す記号。部品を回転させたときの任意の円周の一部の振れを指定します。円周振れは部品を回転させたときに生じる測定値の振れが、規定の範囲内にする必要があります。第10問この記号は何を指定するものでしょうか?①回転させたときの任意の円周の一部の振れの指定②回転させたときの表面全体の振れの指定答え:②全振れを指す記号。部品を回転させたときに生じる表面全体の振れを指定します。全振れは円筒面全体の測定値の振れが規定の範囲になければなりません。公差記号のまとめ分類記号幾何公差名データムの有無形状真直度平面度真円度円筒度線の輪郭度面の輪郭度無無無無無無姿勢平行度直角度傾斜度有有有位置位置度同軸度同芯度対称度有有有有振れ円周振れ全振れ有有

  • NO IMAGE

    バスバー(ブスバー)について種類や製作方法を詳しく解説!

    あまり聞き慣れない「バスバー(ブスバー)」ですが、高圧大電流が流れる部分に使用される導体のことを言います。バスバーは、配電盤や制御盤、蓄電池など、化学工業の分野においてさまざまな用途に利用されています。私たちの身近なところでは、電車用の制御回路配線や電気自動車など、広く利用されています。今回は、このバスバー(ブスバー)をテーマに、バスバーとは何かという説明から始め、バスバーの材質や製作方法について解説します。さらに、バスバーの製作を依頼する際に注意する点などについても詳しくご紹介していきます。バスバーについて知識を深めたい方や、これからバスバー製作の依頼を検討されている方は、ぜひご覧ください。バスバーとはバスバーは、配電盤(キュービクル)や制御盤、電池などにおいて使用され、大容量の電流を導電する導体を指します。英語では、「bus bar」と表記されるため、日本ではバスバーやブスバーなどと呼ばれています。バスバーは、電気抵抗が小さいため、大容量の電流を効率的に各部分へ供給することができるという特徴を持ちます。その他にも、バスバーをビスで固定させるだけで配線作業が完了することから、サイズが大きな配電盤や制御盤においても、盤全体に比較的簡単に大容量の電源を分岐することが可能となります。このような特徴を活かして、バスバーはケーブルや導線の代わりに広く利用されています。バスバーの材質次にバスバーに使用される材質について解説していきます。バスバーには、主に銅が使用されることから「銅バー」とも呼ばれています。バスバーには高い導電性、また高い機械的強度(引っ張り、伸び)が必要となります。銅は、金属の中でも特に導電性に優れており、比較的高い機械的強度を有することから、バスバーに広く用いられています。参考記事こちらの記事では、銅について、その特徴や用途について詳しく解説しています。銅について、さらに詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。⇒【銅】の基礎知識|身近な銅の特徴や用途・真鍮について解説!タフピッチ銅タフピッチ銅は、銅純度が99.90%以上の材質で、銅バスバーの中で最も多く流通している材質です。導電性に優れるのはもちろん、展延性や絞り加工性にも優れており、配電盤などの電気部品や化学工業用などに広く利用されています。無酸素銅無酸素銅は、銅純度が99.96%以上の材質で、酸素の含有量を10ppm以下に抑えた材料です。前述したタフピッチ銅は、酸素含有量が80ppmと、無酸素銅と比較して高いため、高温で使用すると、酸素と水素が反応し、水素脆化〔材質中に吸収された水素によって材質の強度(延性や靭性)が低下する現象〕が発生しやすくなります。そのため、溶接やロウ付けが必要な場合など、加工の際または使用中に高熱が加わる場合には、主にこの無酸素銅が利用されます。しかし、無酸素銅は、タフピッチ銅と比べて流通性が悪く、また価格も高くなるので注意が必要です。銅以外の金属前述した通りバスバーには、一般に銅が利用されますが、その次にアルミがよく用いられます。アルミは、銅と比較すると、導電性や引っ張り強度などは劣るものの、比重が軽く、価格も低いため、アルミ製のバスバーを使用することで軽量化、コストダウンなどが可能となります。ただし、アルミは導電性が低い分、銅のバスバーと比べて導体の体積を大きくする必要があります。参考記事こちらの記事では、アルミについて、その特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説しています。アルミについて、さらに詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。⇒【アルミの基礎】アルミの加工上の特性やメリット/デメリットまで徹底解説!バスバーの製作方法次に、バスバーの製作方法について見ていきましょう。バスバーの製作には、以下のような工程が含まれます。穴あけ必要なサイズの金属の板材を用いて、必要な箇所に穴あけ加工を施します。また、必要であればタップ加工を行い、ねじ山を作ります。加工機器としてボール盤が利用されます。曲げ加工穴あけ加工の後は、ベンダーやプレス機を用いて、図面に従って曲げ加工を施します。なお、バスバーの曲げ加工には、以下のような曲げ加工法が用いられます。<フラットワイズ曲げ・エッジワイズ曲げ>エッジワイズ曲げは、幅方向に曲げる加工方法で、非常に高い技術力を要します。また、フラットワイズ曲げは、厚さ方向に曲げる加工方法で、一般的な曲げ加工法となります。ニーズに応じて、必要な曲げ加工を施しますが、一般にフラットワイズ曲げ加工の方が、エッジワイズ曲げ加工と比べて、低コストで加工を行えます。参考記事こちらの記事では、曲げ加工について、その基本的な知識や種類などについて詳しく解説しています。曲げ加工について、詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。⇒板金加工における【曲げ加工】の基礎や種類ついて徹底解説!!Mitsuriでは、穴あけ加工や曲げ加工を依頼できる、多数のメーカーと提携しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。バスバーの製作依頼時の注意点最後に、バスバーの製作を依頼する際に注意すべき点について見ていきましょう。1.断面積は電流に合わせて算出バスバーに流れる電気容量は、一般にバスバーの断面積によって決まっており、以下に示した式で表され、電流容量を断面積から導く場合、断面積から電流容量を出す場合に利用されます。バスバー簡易選定計算式電気容量(単位:A)=電流密度(単位:A/mm²)× バスバー断面積(単位:mm²)また、一般に銅帯における電流容量、電流密度、バスバー断面積は下表のような関係になっており、用途に応じてバスバーの断面積を決定する必要があります。<銅帯の電流容量・電流密度・参考断面積の相互表>引用元:株式会社成光工業2.加工工数は少なくバスバーを製作する上で、加工工数を少なくすることで、生産性の向上や歩留りの改善が可能となります。最近では、バスバーの製作にフォーミングマシンと呼ばれる、プレス部と曲げ部との両方の機能を備えた機械を用いることで、丸棒の材料を送りながら、下図のように複数の工程を行い、成形することが可能です。特に比較的高価である銅を材質として使用するバスバーにとって、歩留りを改善することはコスト面で非常に重要な点となります。引用元:株式会社成光工業バスバーの製作についてまとめ今回は、バスバー(ブスバー)をテーマに、バスバーとは何かという説明から始め、バスバーの材質や製作方法、さらにバスバーの製作を依頼する際に注意する点など、詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。バスバーは、用いられる材質によってコストや性質など大きく変化し、さらに加工によっては非常に高い技術力を要します。そのため、バスバーの製作を依頼する際には、信頼できるメーカーの選定が重要となります。 バスバーの製作でお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

  • NO IMAGE

  • 幾何公差とは?種類や記号をわかりやすく解説

    この記事を監修する専門家有限会社大川板金取締役 大川嘉雄 氏創業50年、板金加工・機械加工等の金属加工を手掛ける有限会社大川板金で取締役を務める。10年以上の金属加工でのキャリアを活かし、コンサルタントとしてMitsuriのアドバイザーを兼務。町工場の3K(きつい、汚い、危険)イメージを変え、カッコいい人達で溢れる職場を目指している。今回は幾何公差の基礎知識について解説します。幾何公差とは、物体の形状・姿勢・位置関係などの誤差の許容値を表します。設計図面で指示された形状などに加工しようとしても、完全に正しい状態(幾何学的に正しい直線・円・平面)に仕上げることはできません。そこで、どの程度まで歪みやズレを許容できるかを数値化したものとして幾何公差を用います。厳しすぎる公差での設計は要注意!精度を出せる切削加工の場合でも、公差を厳しくしすぎるとお見積り提出に至らない場合があります。こちらの動画では、どのような場合に加工不可となるのか解説していますのでぜひご覧ください!Youtubeにて、金属加工Mitsuriチャンネルを運営中!こちらからご覧ください!幾何公差とは?幾何公差とは、とある物体の形状の幾何学的な精度を表す指標のことで、わかりやすく説明すると、設計で意図している形状・姿勢・位置関係などの歪みやズレの許容値を意味します。似た単語として「寸法公差」がありますが、寸法公差は図面で記述されている寸法の許容誤差範囲を示しています。寸法公差だけ指示した場合、設計者の意図する正しい形状には指示しきれないため、幾何公差を用いる必要があります。幾何公差の分類幾何公差には、大きく分けて「単独形体」と「関連形体」があります。これらをさらに細かく分類すると、「形状公差」「姿勢公差」「位置公差」「振れ公差」の4つに分かれます。●単独形体:形状公差●関連形体:姿勢公差・位置公差・振れ公差単独形体とは、形状に対して、単独で指定できる幾何公差のことです。幾何公差の分類の「形状公差」が単独形体に該当します。関連形体とは、何か基準となる相手との関係を示す必要がある幾何公差のことです。「姿勢公差・位置公差・振れ公差」の3種類が関連形体に該当します。以上のことを踏まえ、それぞれの幾何公差の分類について、どのように図示するかの例と意味について解説します。形状公差引用元:アイアール技術者教育研究所 【機械製図道場・上級編】幾何公差の図示を習得!幾何公差の種類・特性・記号は?データムって何?上図左は、形状公差の平面度を図示している例です。面の幾何公差を指示するために、外形線に指示線を入れて、幾何公差の記入枠と結び付けます。幾何公差記入枠には、平面度を示す記号と許容差の数値を記入することで、幾何公差を指示します。上図の例の場合、幾何学的平面から0.1mm以内の歪みで仕上げるように指示しています。姿勢公差引用元:引用元:アイアール技術者教育研究所 【機械製図道場・上級編】幾何公差の図示を習得!幾何公差の種類・特性・記号は?データムって何?上図左は、姿勢公差の直角度を図示している例です。上図左で記入されている「A」の記号は、「データム記号」と呼ばれるものです。データムとは、関連形体の幾何公差を決めるために設定された、理論的に正確な幾何学的基準のことで、「指定された幾何公差に基づいて加工や検査をする際は、この面または線を基準としてください」という意味を持ちます。このことから、上図では、基準面である底面Aに対して、図示している垂直面が0.05mm以内のズレで仕上げることを指示しています。位置公差引用元:アイアール技術者教育研究所 【機械製図道場・上級編】幾何公差の図示を習得!幾何公差の種類・特性・記号は?データムって何?上図左は、位置公差の同軸度を図示している例です。上図左のように、軸線または中心平面に対して幾何公差を指示する場合は、寸法線と一直線上に向き合うようにして支持線を記入します。上図では、径の大きい方の円筒部の軸心を基準とし、径の小さい方の円筒部の軸心のズレが0.05mm以内に収まるように指示しています。振れ公差引用元:アイアール技術者教育研究所 【機械製図道場・上級編】幾何公差の図示を習得!幾何公差の種類・特性・記号は?データムって何?上図左は、振れ公差の全振れを図示している例です。振れとは、上図右のように、円筒を軸心まわりに回転させると、表面の微細な凹凸により、真円のものと比べてズレが生じることを指します。今回ご紹介している全振れの場合は、全周にわたり公差内に収めることを要求する意味を持ちます。そのため上図では、データム軸直線を中心に回転させた、小さい方の円筒の振れが全周0.03mm以内であることを図示しています。幾何公差の種類単独形体である形状公差は、以下の6つの特性があります。●単独形体(形状公差):真直度、平面度、真円度、円筒度、線の輪郭度、面の輪郭度関連形体である姿勢公差・位置公差・振れ公差は、それぞれで以下の特性があります。●関連形体(姿勢公差):平行度、直角度、傾斜度、線の輪郭度、面の輪郭度●関連形体(位置公差):位置度、同軸度、同芯度、対称度、線の輪郭度、面の輪郭度●関連形体(振れ公差):円周振れ、全振れここでは、幾何公差の各特性についての意味をご紹介します。真直度指定面や軸が、どれだけ変形しているかを表す幾何公差。平面度平面からどれだけ変形しているかを表す幾何公差。真円度真円からどれだけ変形しているかを表す幾何公差。円筒度円筒状のものが、どれだけ真っ直ぐかつ、丸いかを表す幾何公差。線の輪郭度母線形状がどれだけ変形しているかを表す幾何公差。面の輪郭度線の輪郭度のような二次元の線ではなく、表面形状からどれだけ変形しているかを表す幾何公差。平行度データム直線またはデータム平面に対して、どれだけ直線や平面が平行であるかを表す幾何公差。直角度データム直線またはデータム平面に対して、どれだけ直角から傾いているかを示す幾何公差。記述する数値は、角度ではなく、mm単位で表します。傾斜度データム直線またはデータム平面に対して、どれだけ指定角度(90°を除く)から傾いているかを表す幾何公差。直角度と同様に、角度ではなくmm単位で表します。位置度データムまたは他の形体に関連して定められた点、直線、平面に対して、どれだけ位置ズレしているかの幾何公差。同心度データム円の中心に対して、他の円の中心位置がどれだけズレているかを表す幾何公差。同軸度データム軸直線と同一直線上にあるべき軸線が、どれだけ正確な位置からズレているかを表す幾何公差。対称度データム軸直線またはデータム中心平面に対して、互いに対称であるべき形体がどれだけ正確な位置からズレているかを表す幾何公差。円周振れデータム軸直線を軸とする回転体を回転させたとき、指定した任意の箇所がどれだけズレているかを表す幾何公差。全振れデータム軸直線を軸とする回転体を回転させたとき、その表面がどれだけ振れているかを表す幾何公差。幾何公差の記号一覧ここまで幾何公差の特性の意味について解説しました。幾何公差の記号については、以下の表をご参考ください。<単独形体 幾何公差の表>※JIS B 0021:1998 製品の幾何特性仕様(GPS)-幾何公差表示方式-形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式を参考に作成形状公差は、単独形体の幾何公差のため、データム指示は不要です。ただし「線の輪郭度」と「面の輪郭度」については、関連形体の姿勢公差と位置公差の用途で用いる場合があります。その際はデータム指示が必要です。<関連形体 幾何公差の表>※JIS B 0021:1998 製品の幾何特性仕様(GPS)-幾何公差表示方式-形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式を参考に作成姿勢公差・位置公差・振れ公差は、関連形体の幾何公差のため、基本的にデータム指示が必要です。ただし、位置度においては、条件によってデータムを不要とする場合もあります。

  • 図面を扱うなら知っておきたい!幾何公差記号クイズ

    公差記号とは公差とは「許容される差」を意味します。例えば、製作する部品の寸法が10mmで図面には「公差+0.5」と記載されている場合、完成品の該当箇所が10.5mmとなっても許容範囲内とし品質に問題はないということになります。公差は大きく分けて、普通公差(一般公差)と寸法公差の2種類に分けられます。その寸法公差の中には幾何公差というものがあり、さらに幾何公差の中にも「形状公差」「姿勢公差」「位置公差」「振れ公差」の4つがあります。参考記事:【公差】とは?基本的な定義や許容差との違い・板金加工における公差について解説します!参考記事:【板金加工 図面】図面の基礎を徹底解説!書き方・読み方・必要性公差記号はたくさんあるので慣れないうちは覚えるのに苦労するかもしれません。今回はより楽しく覚えられるようにクイズ形式で記号を紹介していきます!どれも図面でよく使われる記号ですので、全問正解目指して頑張ってください!第1問この記号は何を指定するものでしょうか?①四角さの指定②最も出っ張った部分と最もへこんだ部分の指定③直角の指定答え:②平面度を指す記号。どのくらい正確に平らな面にするべきかの表面の凹凸加減を指定します。最も出っ張っている部分と最もへこんでいる部分が、上下に離れた2つの平面の間に挟まれた一定の距離でなければいけません。第2問この記号は何を指定するものでしょうか?①真っ直ぐの指定②平行さの指定③垂直さの指定答え:①真直度を指す記号。どれくらい真っ直ぐにするべきかを指定します。直線に適用され、中心線や母線などの曲がりを表します。そのため、長尺物を始めとする反りの許容などに利用されます。第3問この記号は何を指定するものでしょうか?①丸さの指定②丸さと真っ直ぐさの指定③丸さと平行さの指定答え:②円筒度を指す記号。まんまるさと真っ直ぐさを指定します。どれくらい正確な円筒形にするべきなのか、そして円筒のゆがみを表します。第4問この記号は何を指定するものでしょうか?①曲面(断面)が注文した通りにできているかの指定②曲面(表面)などが注文した通りにできているかの指定③まんまるさの指定答え:②面の輪郭度を指す記号。曲面(表面)などがデザインした通りにできているかを指示します。面の輪郭度は線の輪郭度と異なり、指定曲面の全体が対象です。第5問この記号は何を指定するものでしょうか?①データム(基準となる平面、直線)に対して、どのくらい正確に直角であるかの指定②データムに対して、どのくらい真っ直ぐであるかの指定③データムに対して、どのくらい2つの平面または直線が平行であるかの指定答え:③平行度を指す記号。平行度には基準となる平面、直線である「データム」が存在します。第6問この記号は何を指定するものでしょうか?①データムに対して、どのくらい真っ直ぐであるかの指定②データムに対して、どのくらい正確な位置にあるかの指定③データムに対して、どのくらい正確に直角であるかの指定答え:③直角度を指す記号。データムに対して、どのくらい正確に直角であるかを指定します。ちなみに、直角度で指定する単位は角度ではなくmmで表記します。第7問この記号は何を指定するものでしょうか?①データムに対して、どのくらい正確に傾斜しているかの指定②データムに対して、どのくらい正確に直角であるかの指定③傾斜がどのくらいあるのかの指定答え:①傾斜度を指す記号。指定する直線や平面が90°以外であり、データムに対して正確に傾斜されているかを指定します。こちらも直角度と同様、傾斜度で指定する単位は角度ではなくmmで表記します。第8問この記号は何を指定するものでしょうか?①データムに対して、垂直であることの指定②データムに対して、対称であることの指定③データムに対して、どのくらい正確な位置にあるかの指定答え:③位置度を指す記号。データムに対してどのくらい正確な位置にあるのか、その精度を指定します。第9問この記号は何を指定するものでしょうか?①回転させたときの任意の円周の一部の振れの指定②回転させたときの表面全体の振れの指定答え:①円周振れを指す記号。部品を回転させたときの任意の円周の一部の振れを指定します。円周振れは部品を回転させたときに生じる測定値の振れが、規定の範囲内にする必要があります。第10問この記号は何を指定するものでしょうか?①回転させたときの任意の円周の一部の振れの指定②回転させたときの表面全体の振れの指定答え:②全振れを指す記号。部品を回転させたときに生じる表面全体の振れを指定します。全振れは円筒面全体の測定値の振れが規定の範囲になければなりません。公差記号のまとめ分類記号幾何公差名データムの有無形状真直度平面度真円度円筒度線の輪郭度面の輪郭度無無無無無無姿勢平行度直角度傾斜度有有有位置位置度同軸度同芯度対称度有有有有振れ円周振れ全振れ有有

  • NO IMAGE

    バスバー(ブスバー)について種類や製作方法を詳しく解説!

    あまり聞き慣れない「バスバー(ブスバー)」ですが、高圧大電流が流れる部分に使用される導体のことを言います。バスバーは、配電盤や制御盤、蓄電池など、化学工業の分野においてさまざまな用途に利用されています。私たちの身近なところでは、電車用の制御回路配線や電気自動車など、広く利用されています。今回は、このバスバー(ブスバー)をテーマに、バスバーとは何かという説明から始め、バスバーの材質や製作方法について解説します。さらに、バスバーの製作を依頼する際に注意する点などについても詳しくご紹介していきます。バスバーについて知識を深めたい方や、これからバスバー製作の依頼を検討されている方は、ぜひご覧ください。バスバーとはバスバーは、配電盤(キュービクル)や制御盤、電池などにおいて使用され、大容量の電流を導電する導体を指します。英語では、「bus bar」と表記されるため、日本ではバスバーやブスバーなどと呼ばれています。バスバーは、電気抵抗が小さいため、大容量の電流を効率的に各部分へ供給することができるという特徴を持ちます。その他にも、バスバーをビスで固定させるだけで配線作業が完了することから、サイズが大きな配電盤や制御盤においても、盤全体に比較的簡単に大容量の電源を分岐することが可能となります。このような特徴を活かして、バスバーはケーブルや導線の代わりに広く利用されています。バスバーの材質次にバスバーに使用される材質について解説していきます。バスバーには、主に銅が使用されることから「銅バー」とも呼ばれています。バスバーには高い導電性、また高い機械的強度(引っ張り、伸び)が必要となります。銅は、金属の中でも特に導電性に優れており、比較的高い機械的強度を有することから、バスバーに広く用いられています。参考記事こちらの記事では、銅について、その特徴や用途について詳しく解説しています。銅について、さらに詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。⇒【銅】の基礎知識|身近な銅の特徴や用途・真鍮について解説!タフピッチ銅タフピッチ銅は、銅純度が99.90%以上の材質で、銅バスバーの中で最も多く流通している材質です。導電性に優れるのはもちろん、展延性や絞り加工性にも優れており、配電盤などの電気部品や化学工業用などに広く利用されています。無酸素銅無酸素銅は、銅純度が99.96%以上の材質で、酸素の含有量を10ppm以下に抑えた材料です。前述したタフピッチ銅は、酸素含有量が80ppmと、無酸素銅と比較して高いため、高温で使用すると、酸素と水素が反応し、水素脆化〔材質中に吸収された水素によって材質の強度(延性や靭性)が低下する現象〕が発生しやすくなります。そのため、溶接やロウ付けが必要な場合など、加工の際または使用中に高熱が加わる場合には、主にこの無酸素銅が利用されます。しかし、無酸素銅は、タフピッチ銅と比べて流通性が悪く、また価格も高くなるので注意が必要です。銅以外の金属前述した通りバスバーには、一般に銅が利用されますが、その次にアルミがよく用いられます。アルミは、銅と比較すると、導電性や引っ張り強度などは劣るものの、比重が軽く、価格も低いため、アルミ製のバスバーを使用することで軽量化、コストダウンなどが可能となります。ただし、アルミは導電性が低い分、銅のバスバーと比べて導体の体積を大きくする必要があります。参考記事こちらの記事では、アルミについて、その特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説しています。アルミについて、さらに詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。⇒【アルミの基礎】アルミの加工上の特性やメリット/デメリットまで徹底解説!バスバーの製作方法次に、バスバーの製作方法について見ていきましょう。バスバーの製作には、以下のような工程が含まれます。穴あけ必要なサイズの金属の板材を用いて、必要な箇所に穴あけ加工を施します。また、必要であればタップ加工を行い、ねじ山を作ります。加工機器としてボール盤が利用されます。曲げ加工穴あけ加工の後は、ベンダーやプレス機を用いて、図面に従って曲げ加工を施します。なお、バスバーの曲げ加工には、以下のような曲げ加工法が用いられます。<フラットワイズ曲げ・エッジワイズ曲げ>エッジワイズ曲げは、幅方向に曲げる加工方法で、非常に高い技術力を要します。また、フラットワイズ曲げは、厚さ方向に曲げる加工方法で、一般的な曲げ加工法となります。ニーズに応じて、必要な曲げ加工を施しますが、一般にフラットワイズ曲げ加工の方が、エッジワイズ曲げ加工と比べて、低コストで加工を行えます。参考記事こちらの記事では、曲げ加工について、その基本的な知識や種類などについて詳しく解説しています。曲げ加工について、詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。⇒板金加工における【曲げ加工】の基礎や種類ついて徹底解説!!Mitsuriでは、穴あけ加工や曲げ加工を依頼できる、多数のメーカーと提携しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。バスバーの製作依頼時の注意点最後に、バスバーの製作を依頼する際に注意すべき点について見ていきましょう。1.断面積は電流に合わせて算出バスバーに流れる電気容量は、一般にバスバーの断面積によって決まっており、以下に示した式で表され、電流容量を断面積から導く場合、断面積から電流容量を出す場合に利用されます。バスバー簡易選定計算式電気容量(単位:A)=電流密度(単位:A/mm²)× バスバー断面積(単位:mm²)また、一般に銅帯における電流容量、電流密度、バスバー断面積は下表のような関係になっており、用途に応じてバスバーの断面積を決定する必要があります。<銅帯の電流容量・電流密度・参考断面積の相互表>引用元:株式会社成光工業2.加工工数は少なくバスバーを製作する上で、加工工数を少なくすることで、生産性の向上や歩留りの改善が可能となります。最近では、バスバーの製作にフォーミングマシンと呼ばれる、プレス部と曲げ部との両方の機能を備えた機械を用いることで、丸棒の材料を送りながら、下図のように複数の工程を行い、成形することが可能です。特に比較的高価である銅を材質として使用するバスバーにとって、歩留りを改善することはコスト面で非常に重要な点となります。引用元:株式会社成光工業バスバーの製作についてまとめ今回は、バスバー(ブスバー)をテーマに、バスバーとは何かという説明から始め、バスバーの材質や製作方法、さらにバスバーの製作を依頼する際に注意する点など、詳しくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。バスバーは、用いられる材質によってコストや性質など大きく変化し、さらに加工によっては非常に高い技術力を要します。そのため、バスバーの製作を依頼する際には、信頼できるメーカーの選定が重要となります。 バスバーの製作でお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

  • NO IMAGE