Mitsuriをリリースしました。

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はじめまして。Mitsuriです。 

Mitsuriとは何か?について詳しい知りたい方

今回は、なぜ弊社が板金加工業に着目したのか?と、Mitsuriの描く「未来の板金加工」について、述べてみたいと思います。

 ## なぜ板金加工業なのか? 

私(弊社代表)の実家は建築事務所です。 そのため、「板金屋さん」とのお付き合いは昔から数多く、手加工板金も機械板金も馴染みの深いものでした。 そんな板金屋さんが、時代の流れとともに廃業することが多くなりました。 

とくにリーマンショックの影響は大きいもので、私の知る板金屋さんもついに廃業してしまいました。 最初は「ああ、またか」ぐらいに思っていましたが、良い技術を持っていた職人さんの技術が目の前でどんどん失われ、時間が経つにつれ、その存在の大きさを意識するようになりました。 

また、「後継者問題」や「日本の製造業の競争力低下」が叫ばれ、課題も浮き彫りになり、「なんとかしなくては」という風潮が大きくなっている中、世論と私の感覚が一致していきました。 

そんな背景から、弊社は「未来の製造業づくり」を営むことになります。 

製造業の中でも、板金加工業を真っ先にやろうとしたのは、そういう理由になります。 板金加工について、最初は全く分からなかったものの、過去の記憶を掘り起こしたり、色々な板金加工業者さんとのご縁があったり、アマダ社のイベントに積極的に参加したりして、ぼやけた板金加工の輪郭が鮮明になっていきました。 やっと事業としてスタートできる段階になったのが現在です。 

まだまだ手探りで分からないことが多いですが、社員一同そのような背景や使命感をもとに、一刻も早く板金加工の課題を解決し、「未来の板金加工」をつくれるように励んでいます。

 ## Mitsuriの描く「未来の板金加工」 

現在、弊社はMitsuriをより価値の大きいサービスにするべく、研究開発を行っています。 Mitsuriはどんな課題を解決しようとしているのか? シンプルに言えば、板金加工業の「コストが高すぎる」という課題を解決したいです。 

工作機械の値段が非常に高いため、一単位の投資をしようと思っても、ほとんどの工場が融資や補助金などのファイナンスによって賄うしかありません。 大きなリスクの負担は、社員全員にいかざるをえなくなります。

 これは一面ですが、お金の面でも時間の面でも「コストが高すぎる」課題が解決されることで、ほとんどの板金加工業の課題が解決されると思っています。 費用を出来る限り下げるために、工作機械や関連機器の研究開発を行っています。

具体的に言えば、AIを使った見積り、設計ツールや、新しいバリ取り機の開発などです。 上流工程から下流工程まで、あらゆる部分のコストを下げていきたいです。 私たちのいるソフトウェア産業では、費用が安いことがこの30年の急成長の大きな要因でした。 

限界費用が極限まで安いために、ヒト、モノ、カネのすべてが集まり、今もイノベーションの牽引役といえる産業となっています。 製造業もソフトウェア化することで、向こう100年で費用が劇的に減ることが期待できます。 弊社はその一助となれるような存在でありたいと考えています。 

## Misuriからのお願い 

まだ「未来の板金加工」の実現には程遠いですが、着実に前に進んでいると感じています。 現に、弊社の加工パートナー数は100以上になりました。 しかし、私たちの研究開発を推し進めるためには、まだ加工パートナーが足りない状況です。 

弊社やMitsuriに興味がある加工業者は、一度ご連絡ください。 あなたの板金加工工場を、「未来の板金加工工場」のロールモデルにさせてください。

興味を持っていただいた方は是非ご連絡いただけると嬉しいです。 一緒に未来の板金加工業を作っていきましょう。 

Tel: 03-4405-6976 

E-Mail: info@catallaxy.me

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