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    アルミ複合板とは?用途から加工法まで解説!

    アルミ複合板とは、薄いアルミ板2枚で樹脂をサンドイッチした板材のことを指します。その優れた加工性や強度を活かして、主に看板や建材に使用されており、私たちの身近な場所で多く用いられています。今回は、そんなアルミ複合板について、その基本的な知識について説明した後、その特徴や用途、種類に加えて、アルミ複合板の相場など幅広い内容について詳しく解説していきます。アルミ複合板についてさらに知識を深めたい方や、アルミ複合板の使用や購入でお悩みの方は、ぜひご一読ください。アルミ複合板とは引用元:株式会社MonotaROアルミ複合板は、上図のように発泡ポリエチレン樹脂をアルミニウムでサンドイッチした、3層構造を持つ板材を指します。「アルミ樹脂複合板」や「アルミ樹脂積層複合板」とも呼ばれることもあります。以下に詳しく述べますが、アルミ複合板はさまざまな特徴を持ち、看板の材料や建材を中心に幅広い分野で使用されています。参考:【アルミの基礎】アルミの加工上の特性やメリット/デメリットまで徹底解説!アルミ複合板の特徴それでは、アルミ複合板の特徴について見ていきましょう。軽量性アルミ複合板の芯材は樹脂となっているため、非常に軽いのが特徴です。例えば、3mm厚×910mm×1820mmのアルミ板が約14kgあるのに対し、アルミ複合板は約4kgとなっており、アルミ板の半分以下の重さとなっていることが分かります。そのため、運搬や取り付けが容易となり、作業者の負担が軽減されるというメリットがあります。防火性アルミ複合板の中には、不燃アルミ複合板と言って不燃性を付加した材料があります。こういった防火性を持つ材料は、法律上で使用が定められている箇所では必須となり、今や無くてはならない材料となっています。ガソリンスタンドの看板や地下鉄などの誘導サインなど、防火性が求められる場所で用いられています。温度変化に対する安全性屋外などの日差しが当たる場所や、雨にさらされるような場所、さらに気温の変化が激しい場所などにおいても劣化しにくく、問題なく使用できます。そのため、屋外に掲げる看板はもちろん、建材にも最適な材料となっています。耐衝撃性アルミ複合板は、芯材に樹脂が用いられていることによって、強い衝撃が与えられた場合でも割れることがないため、万が一の際でも安全です。加工性アルミ複合板は、通常厚さが約3mm程度と薄く、他の板材と比較しても柔らかい材料であるため、加工性に優れているという特徴を持ちます。例えば、切断だけを行う場合はカッターナイフで簡単に切ることができます。他にも、曲げ加工やパンチング加工も容易に行うことが可能な材料となっています。平滑性アルミニウムと樹脂の積層効果により剛性が高く、たわみやひずみが無いため平滑性に優れています。そのため、カッティングシートなどの薄いシートでもきれいに貼ることが可能となります。安価看板に用いられる材料には、アルミ複合板の他にも鉄板やアクリル板などがありますが、その中でも安いのがアルミ複合板です。例えば、3mm厚×900mm×1800mmの材料の場合、アルミ複合板の金額はアクリル板の約5分の1程度となっています。アルミ複合板の用途上述した通り、多くの優れた特徴を持つアルミ複合板はさまざまな用途に用いられています。代表的な用途には、壁面看板や大型看板としての使用が挙げられます。看板には多くの種類がありますが、アルミ複合板は比較的多くの種類の看板に利用することが可能で、屋外で用いるプレート状の看板や、大きなサイズの平看板、さらに湿気などにも強いため、プールや温泉施設などでも使用が可能です。その他にも、防火性を持つタイプの材質には建材用のものもあり、キッチンなどの内装や高層ビルの外壁にも使用されているものもあります。<アルミ複合板を用いた看板の例>引用元:株式会社トレードアルミ複合板の種類と選び方ここまで、アルミ複合板の特徴や用途について説明してきましたが、アルミ複合板にはいくつか種類があり、それぞれ異なった特徴を持っています。ソレイタ引用元:株式会社トレード藤田産業株式会社で開発されたアルミ複合板です。カラーアルミを使用してフィルム貼りの手間を解消した「プレミアムカラーシリーズ」や不燃タイプなど、ラインナップが充実しています。カラータイプも1枚から購入できる他、1500×3000mmの大判までサイズ展開があるため、大型製品の製作にも最適です。カラーエース引用元:株式会社トレード福田金属箔粉工業株式会社で開発されたアルミ複合板です。看板用下地パネルとして、看板屋や印刷会社などで幅広く採用されており、アルミ複合板の中でも非常に人気の高い商品となっています。そのため、在庫も豊富で大量発注を考えている方におすすめです。セキスイアートパネル引用元:株式会社トレード積水樹脂プラメタル株式会社で開発されたアルミ複合板です。看板用としての使用に優れ、かつ不燃認定を取得した「不燃アートパネル」が特に人気があります。厚さは、1.5mm、2mm、3mm、5mmの4種類から、用途に合わせて選択できます。特に不燃性のアルミ複合板が必要な方にぴったりな材質です。三菱樹脂アルポリック引用元:株式会社トレード三菱ケミカル株式会社で開発されたアルミ複合板です。「アルポリ」の呼称で、アルミ複合板の代名詞にもなっている材料です。アルポリックはカラーエースやソレイタなどと比べて高額で、特に剛性・平滑性に優れた製品となっています。看板としての使用はもちろん、店舗内装・ビル内装材など建材としての使用に最適です。Mitsuriは、さまざまな種類のアルミ複合板の発注に対応できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。アルミ複合板の相場金額についてお話しする前に、アルミ複合板の基本のサイズについてご説明していきます。まず、アルミ複合板の厚みは3mmが主流となっており、その他には1mm、1.5mm、2mm、4mm、5mmのものも存在します。また、基本的なサイズは910mm×1820mm(サブロク)となっており、最も商品ラインナップが豊富です。その他にも 1000 mm×2000 mm(メーター板)、1200 mm×2400 mm(シハチ)などがあります。1220mm×3000mmのような大型サイズも販売されています。金額については、もちろん種類や大きさ、メーカーなどによってさまざまですが、2020年5月現在、3mm厚×910mm×1820mmのサイズで1枚当たり約2,000円程度となっています。また、人気のアルミ複合板カラーエースの場合、価格の相場は大体、910×1820mmで1枚約2600円、1000×2000mmで1枚約4200円、1220×2440mmで1枚約6500円ほどとなっています。アルミ複合板加工の一括見積りを依頼するなら【Mitsuri】アルミ複合板は、種類によっても特徴が異なってくるため、必要性に応じて適切な材料を選択する必要があります。また、メーカーによっても在庫のある材質やサイズなどが異なるため、事前に確認することが重要となります。アルミ複合板の発注が可能なメーカーをお探しの際には、ぜひMitsuriにご相談ください。日本全国で250社以上の企業と提携しているため、きっとご希望に沿うメーカーが見つかるでしょう。Mitsuriでのお見積りは複数社から可能です!ぜひお気軽にお問い合わせください。

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    板金の板厚で迷ったら!材質別に対応可能な板厚一覧

    板金には、鉄、ステンレス、アルミなど様々な材質があり、それぞれ用途に応じて適切な材質を選ぶことが重要となります。加えて、材質とともに選定しなければならないのが板金の板厚、そしてサイズです。とはいえ、一つの材質をとっても数多くの板厚・サイズがあり、その選定に迷う方も多いのではないでしょうか。そんなお悩みをお持ちの方のために、本記事では加工メーカーで一般的に対応可能な板厚・サイズについて、材質別に表にまとめて詳しく解説しています。メーカーへ発注する前の板厚・サイズ選びの参考にしてみてくださいね。板金の板厚対応可否表各材料には様々な厚みの板金がありますが、市場品として入手しやすい板厚というものが存在します。まず、板金加工メーカーで一般的に対応可能な板厚について、材質別にまとめた表を見てみましょう。<各板金加工材料での板厚対応可否表 >引用元:株式会社東海進研表を見ると、材料によっては入手しにくい板厚があったり、さらに同じ材質であっても種類や番手によって手に入りやすい板厚が異なるということがわかりますね。また、加工メーカーで対応してもらいやすい、流通性のある板厚を事前に確認しておけば、発注までの時間のロスを減らせます。さらに、市場品として入手しやすい板厚を選定することで、材料費のコストダウン、加えて欠品のリスクも低いため、材料を調達するまでのリードタイムの短縮が可能となります。鉄系一般的に鉄系の材料は最も幅広い用途で用いられる材料で、流通性が高く、入手しやすいといえます。例えば、家電や自動車の外板として使用されるSPCC(冷間圧延鋼板)では、特に1.6mm、2.0mmで流通性がよく、供給が安定しています。参考記事鉄板の板厚選びについては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。⇒鉄板の板厚選びならこのページだけで解決!材料別に解説!ステンレス系ステンレスにも様々な鋼種がありますが、中でもSUS304が板金加工材料として最もよく使用され、特に1.5mm、2.0mm、3.0mmが流通性の高い板厚となります。また、SUS304にはバネ材、SUS304CSPがあります。主に薄板が中心で、0.1mm単位の板厚で入手可能です。<SUS304CSPの板厚対応可否表 >引用元:海内工業株式会社アルミニウム系アルミニウムには、主に1000番手系~7000番手まで存在し、合金の種類によっては手に入りにくいものがあります。数あるアルミ板の中でも、最も代表的な材料がA5052で、耐食性、溶接性、成形性に優れており、加工しやすい材料といえます。特に入手しやすい板厚は、0.8mm、1.0mm、1.5mm、2.0mm、3.0mmとなります。各材質別に流通性の高い板厚について見てきました。しかし、加工メーカーによって取扱い可能な板厚、得意とする板厚は異なるため、用途に応じて適切な加工業者を選ぶことも重要となります。Mitsuriは板金加工を依頼できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。板金のサイズ対応可否表板金の板厚によって市場への流通性に差があることを見てきましたが、板金のサイズ(縦横寸法)にも同様のことがいえます。では、板金加工メーカーで一般的に対応可能な板のサイズを一覧にまとめましたので、見てみましょう。<各板金加工材料でのサイズ対応可否表 >板金加工に使用される材料には規格で決められた寸法が存在し、そういった板材は「定尺板」と呼ばれ、市場に多く流通しています。定尺板について主な定尺板の種類についてもう少し詳しく見てみましょう。<市場に多く流通している定尺サイズ>定尺板の中でも、次の3つが特に流通性の高い定尺サイズとなります。①3’x 6’(サイズ:914mm x 1,829mm):サブロクSPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板に適用されている定尺サイズです。鉄板では、最も流通性の高い定尺寸法となります。なお、ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板等にはこの定尺サイズは存在しません。②1’x 2’(サイズ:1,000mm x 2,000mm):メーター板主にステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などに適用されている定尺サイズです。鉄板にはこの定尺サイズは存在しません。③4’x 8’(サイズ:1,219mm x 2,438mm):シハチSPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板だけでなく、ステンレス鋼板、アルミ板、銅板、真鍮板にも適用されている定尺サイズです。サブロクの定尺板(3’x 6’)やメーター板(1’x 2’)ではカバーしきれない、大型の加工品に用いられます。<市場流通性の低い定尺サイズ>その他、流通性があまり高くない定尺サイズの一部がこちらです。①3’x 8’(サイズ:914mm x 2,438mm):サンパチ一般に、SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板にのみ適用されている定尺サイズです。ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などにはこの定尺サイズはありません。ただし、市場流通性が非常に低い定尺サイズです。②5’x 8’(サイズ:1,524mm x 2,438mm):ゴハチ一般に、SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板にのみ適用されている定尺サイズです。ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などにはこの定尺サイズはありません。ただし、市場流通性が非常に低い定尺サイズです。③5’x 10’(サイズ:1,524mm x 3,048mm):ゴトウ(ゴットウ)4×8(シハチ)と同様の鋼板に適用されている定尺サイズですが、一般には銅板と真鍮板には使用されません。また、かなり大きな定尺なので、大型の製品に用いられることが多いのですが、このサイズの加工を行える機械は限られています。流通性の高い定尺板のサイズを念頭に製品の設計を行うことで、歩留り良く板取りができるようになり、材料費のコストダウンにもつながります。Mitsuriは様々なサイズの板金加工を依頼できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。まとめ本記事では、板金加工メーカーで一般的に対応できる板厚・サイズについて解説しました。市場流通性の高い板厚、そして定尺サイズを用いることで、板厚やサイズ調整に必要な無駄な加工が省け、結果的に材料費のコストダウン、さらには生産リードタイムの短縮にもつながります。しかし、加工メーカーによって対応ができて、かつ得意とする板厚・サイズは異なります。そのため、用途に応じて加工業者を選定することが必須となります。メーカーを選ぶ際には、ぜひMitsuriにご相談ください。日本全国で140社以上のメーカーと提携しているため、きっとご希望に沿うメーカーが見つかるでしょう。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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    【鹿児島で金属加工を依頼するなら!】腕の立つ金属加工メーカー10選!

    「鹿児島の金属加工メーカーを探してるけど、多すぎて選べない・・・」「それぞれの金属加工メーカーの違いが知りたい・・・」「加工業者に頼むなら出来るだけ経費を抑えてたのみたい・・・」加工メーカーを選ぶときに、このように考えたことはありませんか?地域別に絞っても金属加工メーカーは、とても多く存在します。その中で自分と相性のいいメーカーを選ぶのは大変です。今回は、そんな「迷ってしまっている」という、お悩みをお持ちの方や、「金属加工に興味がある」という方に向け、鹿児島で腕の立つ金属加工メーカー10社をご紹介します!【VA・VE提案でコストダウン】鹿児島金属株式会社引用元:鹿児島金属株式会社基本情報本社/羽曳野工場:大阪府羽曳野市駒ヶ谷2番地197阿久根工場:鹿児島県阿久根市波留字白崩3336-1TEL:072-957-5544FAX:072-957-5540設立:1970年5月加工:旋盤加工・フォーマー加工 等素材:ステンレス・アルミ・鋼・銅 等HP:http://www.kagoshima-metal.co.jp/index.html①会社紹介鹿児島金属株式会社は、冷間圧造を中核技術として金属部品の製造を行っている会社です。本社が大阪にあるだけでなく、鹿児島等にも工場があり、幅広い地域で活躍しています。この会社では、設計から製造までを一貫生産しており、大量発注にも対応してくれます。②メリット・デメリットメリットは、上記で説明した大量発注だけでなく、コスト削減のためにVA・VE提案をおこなっている点です。この提案により、コストの削減はもちろん、工程削減のよる品質の安定化や納期短縮などを可能にし、低コストで高品質品質な製品ができます。ただ、大量生産を得意としている半面、数千本単位からしか発注できない点がデメリットといえます。③製品例二輪車・自動車部品建築用部品弱電機器【難削材の微細加工なら】キリシマ精工株式会社引用元:キリシマ精工株式会社基本情報本社:鹿児島県霧島市国分川原918-7TEL:0995-73-4311FAX:0995-73-4313設立:2006年8月加工:マニシング加工・ワイヤー加工・旋盤加工 等素材:鉄・アルミ・銅 等HP:http://kirishima-seiko.jp/①会社紹介キリシマ精工株式会社は、精密金属加工(光通信、半導体、その他)として難削材、微細加工を得意としている金属加工メーカーです。お客様を第一に考えており、希望内容でオーダーメイドの設備開発、既存設備の改良など様々な取り組みをしています。②メリット・デメリットメリットは、他社では難しいような難削材の微細加工ができるという点です。このため、様々な部品を加工することができます。また、加工の際にはカーブカット工法を行うことで加工工程の削減により、短納期、低コスト、高品質で加工部品を提供できます。ただ、大量発注を得意としていないので、量産への移行などの対応は難しいといえます。③製品例KYプレートKV六面加工サンプル(球) SUS六角ザクリ【当日納品も可能】有限会社帖佐製作所引用元:有限会社帖佐製作所基本情報本社:鹿児島県薩摩川内市東郷町南瀬380-1TEL:0996-42-4939FAX:0996-42-4401設立:1980年7月加工:ワイヤーカット・フライス加工 等素材:鉄・銅・真鍮・ステンレス・アルミニウム 等HP:http://www.chosa-s.com/①会社紹介有限会社帖佐製作所は、「短納期」「高品質生産」を意識した金属加工メーカーです。少数精鋭だからこそフットワークが軽く、抜群のチームワークで作業で短納期、高品質の製品を作っています。また、手動制御の設備を導入し、コンピューター制御を行わない手動による加工にも対応しているので、緊急対応が必要なご依頼や追加加工にも、迅速に対応できます。②メリット・デメリットメリットは、短納期で製品を作ることができる点です。社内に金属材料を保有しており、最短で即日に納品できます。また、緊急対応が必要なご依頼や追加加工のご依頼にも、迅速に対応できます。このため、急ぎの仕事でも安心して依頼することができます。ただ、加工できるサイズは450×800四方の製品の加工までとかぎられているため、依頼時には製品サイズに関して直接確認した方が安心です。③製品例【24時間体制の切削加工なら】株式会社アスリート引用元:株式会社アスリート基本情報本社:鹿児島県霧島市国分清水382番地TEL:0995-48-5221FAX:0995-48-5226設立:2010年11月1日加工:マニシングセンタ・フライス加工・旋盤加工 等素材:アルミニウム・ステンレス 等HP:https://kk-athlete.jp/①会社紹介株式会社アスリートは、金属切削加工を中心にマシニング加工、旋盤加工、ワイヤ放電加工、樹脂加工、製缶加工、板金など、様々な金属加工を行っているメーカーです。常に「進化」と「変革」に挑戦し続ける企業として、お客様のニーズに答えようとしています。また、この会社ではチームワークを大切にしており、どのような製品でも社員一丸となって迅速に対応しています。②メリット・デメリットメリットは、24時間体制で金属加工に取り組んでいる点です。得意のチームワークを活かし、24時間フルに稼働することで、短納期で製品を作ることができます。また、多品種少量から大量生産までを受け付けているので、幅広い対応が可能です。ただ、大型の金属加工は取り扱っていないので、依頼できる加工サイズは限られてきます。③製品例半導体関連部品半導体関連部品半導体関連部品【塗装までの一貫生産なら】株式会社千鶴工業引用元:株式会社千鶴工業基本情報本社:鹿児島県出水市汐見町630番地1 TEL:0996-68-1510FAX:0996-68-1511設立:2007年1月15日加工:レーザー加工 等素材:鋼・ステンレス 等HP:http://chizuru-ind.jp/①会社紹介        株式会社千鶴工業は鹿児島県出水市で金属加工をはじめ、車輌機械整備・ガソリンスタンドを営んでいる会社です。金属加工に関しましては、九州に数台しかない機材を導入しており、個人のお客様の小ロットにも対応しています。その為、他社でも難しいような依頼もすることができます。②メリット・デメリットメリットは、切る、曲げる、溶接、磨く、塗装の全ての作業を一貫して行うことができる点です。このため、低コストかつ短納期での依頼が可能です。また、ステンレス加工を得意としており、大・小部品・開発試作品・ロット生産まで経験豊富なノウハウを生かし、様々な加工をすることができます。ただ、大量生産を得意とはしていないので、小・中ロットの依頼向きの会社になります。③製品例【板金加工と機械加工の複合案件なら】株式会社南光引用元:株式会社南光基本情報本社:鹿児島市七ツ島二丁目1番地TEL:099-263-0890FAX:099-262-3551設立:1971年業務内容:精密板金・製缶板金、セラミック部品加工、金属部品加工、各種プレス金型製作、搬送及び設備・製造装置関連製品等HP:http://nanko.co.jp/①会社紹介株式会社南高は、モノづくりを通してお客様の信頼に応える技術とサービスを提供します。そして、地域社会に貢献すると共に全社員と自社に関わる人の幸せを追求します。自社の技術としては、金属や非鉄金属の加工を始め、セラミックなどの難削材も加工出来る技術を有しています。関連分野としては、建築関連、装置関連、プラント関連、自動車関連と幅広く関わっています。今後も地域社会への貢献をさせて頂きながら活動を続けていきます。②メリット・デメリットお客様のニーズに応えるべく、ステンレスやアルミ、チタンや樹脂等のあらゆる製品の加工を実施し、多品種・少量の物から量産品まで対応可能な体制を整えています。また、製品によっては設計、製作、施行まで実施しています。一方で、特殊な形状や工程数が多くなる加工などは、納期やコスト面で調整させてもらう場合があります。③製品例JR九州筑後船小屋駅の転落防止柵鹿児島農業大学スチール手摺鹿児島平川動物園メッキ扉【精密機械加工案件なら】鹿児島精機株式会社引用元:鹿児島精機株式会社基本情報本社:鹿児島県霧島市溝辺町有川1655TEL:0995-59-3304FAX:0995-59-3945設立:昭和50年10月業務内容:金属加工全般、複合材料加工全般、部品組立全般HP:https://www.kagosima.co.jp/①会社紹介鹿児島精機株式会社は、海外調達や各種マシニング加工、NC旋盤、ワイヤー加工等の機械加工を通して社会へ貢献すべく、日々活動しています。機械加工にて、医療機器や電気機械器具、輸送用機器や船舶向けの部品等の納入実績があります。材料としては、ステンレスやアルミ、チタン等の金属類を主としています。②メリット・デメリット各種生産設備を整えており、試作から量産、小物精密部品から大物部品まで対応可能ですが、金属類以外の材料加工が必要となる場合には対応できない場合があります。また、量産の数によっては余裕を持った納期が必要となる可能性もありますので注意が必要です。③製品例NC旋盤による加工部品マシニングセンターによる加工部品ワイヤーカットによる加工部品【難削材加工なら】マイクロカット株式会社引用元:マイクロカット株式会社基本情報本社:鹿児島県霧島市国分上野原テクノパーク12番2号TEL:0995-48-5611FAX:0995-48-5615設立:2003年1月業務内容:通信業界や光通信業界向けの金属精密切削加工、各種難削材の高精度加工、複合形状加工、金属プレスHP:http://www.microcut.jp/aboutus.html①会社紹介マイクロカット株式会社は、最先端の標準化された加工技術を確立し、お客様の発展に貢献出来る製品作りをすることを経営方針としています。お客様の情報をもとに、金属加工技術の開発・向上を行い、経営・環境を含め社会に対するサービス向上に勤めています。現在では、国内外の通信及び光通信用金属部品の製造を主としており、今後もいっそうの研鑽に努めて、お客様と社会に役立つよう活動していきます。②メリット・デメリット複雑な形状や難削材の加工を得意としており、各種形状・材質に対して対応可能です。一方で、難削材を加工する場合には加工工具の寿命が不安定になりやすく、工具寿命を含めたコストを考慮する必要があるので注意が必要です。また、ロットや生産数によって製品単価が高くなる場合もあります。③製品例CNC複合自動盤による加工部品マシニングセンターによる加工部品プレス機による加工部品【産業機械設計〜制作まで】将桜工機株式会社引用元:将桜工機株式会社基本情報本社:鹿児島県薩摩川内市高城町2310番地14TEL:0996-22-3002FAX:0996-22-5381業務内容:各種産業機械設計、治工具設計・製作、精密機械加工、金属加工、機械メンテナンス等HP:https://www.shououkouki.com/①会社紹介将桜工機株式会社は、お客様の要望に応じてフルオーダーメイドで産業機械の設計から製作、設備の改良や改造を行います。各種配管の製作や設置、金属加工、塩ビプラスチックなどの製作・加工も対応可能です。今後も、お客様の期待に応えられるように、より良いサービスと製品を提供できるよう常に技術の改善を行っていきます。②メリット・デメリット小さな精密機械から大きな機械まで幅広い製品の対応が可能であり、部品加工から納品までの一貫製作を実施しています。そのため、製品精度の向上やお客様の発注時間の削減、短納期対応に貢献できます。多品種小ロットのモノを作る場合には対応できない場合がありますので注意が必要です。③製品例配管ダクト接続配管【ステンレス・アルミ加工なら】株式会社米森金属工業引用元:株式会社米森金属工業基本情報本社:鹿児島市新栄町31-25TEL:099-256-6995FAX:099-253-1764設立:昭和45年2月業務内容:ステンレスやアルミ・鉄等の金属加工HP:http://www.kokuhou-ss.com/①会社紹介株式会社米森金属工業は、ステンレスやアルミ、鉄等の金属加工を行なっており、お客様のご要望に沿ったオーダー品を製作しています。これまでの経験と実績から、製品の出来栄えに関してプロフェッショナルであることを自負しています。今後も金属加工のことなら何でもご要望・ご相談ください。②メリット・デメリット家具の金物といった小物から、取水施設操作盤BOXといった大きめのサイズまで製造可能です。小ロット品や特殊形状品についても対応可能です。一方で、注文数量が多い場合には対応できない場合もあります。また、注文数が多い場合やサイズが大きいモノについては納期の調整をさせて頂く場合があります。③製品例取水施設操作盤BOXドアの取っ手ステンレス製サッカーボール鹿児島で金属加工メーカーの一括見積もりを依頼するなら【Mitsuri】一流の板金加工業者に発注しませんか?今回は鹿児島の金属加工メーカーを10選、紹介させていただきました。どの金属加工メーカーも、取り扱っている加工製品が違ったり、生産管理システムが違ってたりと様々です。その中で、この記事をご一読してくださった皆様と相性のいい金属加工メーカーを見つけて頂ければ幸いです。Mitsuriでは、企業のご依頼だけでなく、個人での発注・見積もりにも対応しています。1個から、といった小ロットや試作のご依頼も大歓迎です!そして日本全国各地、どこからでもご相談可能です。ぜひMitsuriにご相談ください!

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    アルミ複合板とは?用途から加工法まで解説!

    アルミ複合板とは、薄いアルミ板2枚で樹脂をサンドイッチした板材のことを指します。その優れた加工性や強度を活かして、主に看板や建材に使用されており、私たちの身近な場所で多く用いられています。今回は、そんなアルミ複合板について、その基本的な知識について説明した後、その特徴や用途、種類に加えて、アルミ複合板の相場など幅広い内容について詳しく解説していきます。アルミ複合板についてさらに知識を深めたい方や、アルミ複合板の使用や購入でお悩みの方は、ぜひご一読ください。アルミ複合板とは引用元:株式会社MonotaROアルミ複合板は、上図のように発泡ポリエチレン樹脂をアルミニウムでサンドイッチした、3層構造を持つ板材を指します。「アルミ樹脂複合板」や「アルミ樹脂積層複合板」とも呼ばれることもあります。以下に詳しく述べますが、アルミ複合板はさまざまな特徴を持ち、看板の材料や建材を中心に幅広い分野で使用されています。参考:【アルミの基礎】アルミの加工上の特性やメリット/デメリットまで徹底解説!アルミ複合板の特徴それでは、アルミ複合板の特徴について見ていきましょう。軽量性アルミ複合板の芯材は樹脂となっているため、非常に軽いのが特徴です。例えば、3mm厚×910mm×1820mmのアルミ板が約14kgあるのに対し、アルミ複合板は約4kgとなっており、アルミ板の半分以下の重さとなっていることが分かります。そのため、運搬や取り付けが容易となり、作業者の負担が軽減されるというメリットがあります。防火性アルミ複合板の中には、不燃アルミ複合板と言って不燃性を付加した材料があります。こういった防火性を持つ材料は、法律上で使用が定められている箇所では必須となり、今や無くてはならない材料となっています。ガソリンスタンドの看板や地下鉄などの誘導サインなど、防火性が求められる場所で用いられています。温度変化に対する安全性屋外などの日差しが当たる場所や、雨にさらされるような場所、さらに気温の変化が激しい場所などにおいても劣化しにくく、問題なく使用できます。そのため、屋外に掲げる看板はもちろん、建材にも最適な材料となっています。耐衝撃性アルミ複合板は、芯材に樹脂が用いられていることによって、強い衝撃が与えられた場合でも割れることがないため、万が一の際でも安全です。加工性アルミ複合板は、通常厚さが約3mm程度と薄く、他の板材と比較しても柔らかい材料であるため、加工性に優れているという特徴を持ちます。例えば、切断だけを行う場合はカッターナイフで簡単に切ることができます。他にも、曲げ加工やパンチング加工も容易に行うことが可能な材料となっています。平滑性アルミニウムと樹脂の積層効果により剛性が高く、たわみやひずみが無いため平滑性に優れています。そのため、カッティングシートなどの薄いシートでもきれいに貼ることが可能となります。安価看板に用いられる材料には、アルミ複合板の他にも鉄板やアクリル板などがありますが、その中でも安いのがアルミ複合板です。例えば、3mm厚×900mm×1800mmの材料の場合、アルミ複合板の金額はアクリル板の約5分の1程度となっています。アルミ複合板の用途上述した通り、多くの優れた特徴を持つアルミ複合板はさまざまな用途に用いられています。代表的な用途には、壁面看板や大型看板としての使用が挙げられます。看板には多くの種類がありますが、アルミ複合板は比較的多くの種類の看板に利用することが可能で、屋外で用いるプレート状の看板や、大きなサイズの平看板、さらに湿気などにも強いため、プールや温泉施設などでも使用が可能です。その他にも、防火性を持つタイプの材質には建材用のものもあり、キッチンなどの内装や高層ビルの外壁にも使用されているものもあります。<アルミ複合板を用いた看板の例>引用元:株式会社トレードアルミ複合板の種類と選び方ここまで、アルミ複合板の特徴や用途について説明してきましたが、アルミ複合板にはいくつか種類があり、それぞれ異なった特徴を持っています。ソレイタ引用元:株式会社トレード藤田産業株式会社で開発されたアルミ複合板です。カラーアルミを使用してフィルム貼りの手間を解消した「プレミアムカラーシリーズ」や不燃タイプなど、ラインナップが充実しています。カラータイプも1枚から購入できる他、1500×3000mmの大判までサイズ展開があるため、大型製品の製作にも最適です。カラーエース引用元:株式会社トレード福田金属箔粉工業株式会社で開発されたアルミ複合板です。看板用下地パネルとして、看板屋や印刷会社などで幅広く採用されており、アルミ複合板の中でも非常に人気の高い商品となっています。そのため、在庫も豊富で大量発注を考えている方におすすめです。セキスイアートパネル引用元:株式会社トレード積水樹脂プラメタル株式会社で開発されたアルミ複合板です。看板用としての使用に優れ、かつ不燃認定を取得した「不燃アートパネル」が特に人気があります。厚さは、1.5mm、2mm、3mm、5mmの4種類から、用途に合わせて選択できます。特に不燃性のアルミ複合板が必要な方にぴったりな材質です。三菱樹脂アルポリック引用元:株式会社トレード三菱ケミカル株式会社で開発されたアルミ複合板です。「アルポリ」の呼称で、アルミ複合板の代名詞にもなっている材料です。アルポリックはカラーエースやソレイタなどと比べて高額で、特に剛性・平滑性に優れた製品となっています。看板としての使用はもちろん、店舗内装・ビル内装材など建材としての使用に最適です。Mitsuriは、さまざまな種類のアルミ複合板の発注に対応できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。アルミ複合板の相場金額についてお話しする前に、アルミ複合板の基本のサイズについてご説明していきます。まず、アルミ複合板の厚みは3mmが主流となっており、その他には1mm、1.5mm、2mm、4mm、5mmのものも存在します。また、基本的なサイズは910mm×1820mm(サブロク)となっており、最も商品ラインナップが豊富です。その他にも 1000 mm×2000 mm(メーター板)、1200 mm×2400 mm(シハチ)などがあります。1220mm×3000mmのような大型サイズも販売されています。金額については、もちろん種類や大きさ、メーカーなどによってさまざまですが、2020年5月現在、3mm厚×910mm×1820mmのサイズで1枚当たり約2,000円程度となっています。また、人気のアルミ複合板カラーエースの場合、価格の相場は大体、910×1820mmで1枚約2600円、1000×2000mmで1枚約4200円、1220×2440mmで1枚約6500円ほどとなっています。アルミ複合板加工の一括見積りを依頼するなら【Mitsuri】アルミ複合板は、種類によっても特徴が異なってくるため、必要性に応じて適切な材料を選択する必要があります。また、メーカーによっても在庫のある材質やサイズなどが異なるため、事前に確認することが重要となります。アルミ複合板の発注が可能なメーカーをお探しの際には、ぜひMitsuriにご相談ください。日本全国で250社以上の企業と提携しているため、きっとご希望に沿うメーカーが見つかるでしょう。Mitsuriでのお見積りは複数社から可能です!ぜひお気軽にお問い合わせください。

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    板金の板厚で迷ったら!材質別に対応可能な板厚一覧

    板金には、鉄、ステンレス、アルミなど様々な材質があり、それぞれ用途に応じて適切な材質を選ぶことが重要となります。加えて、材質とともに選定しなければならないのが板金の板厚、そしてサイズです。とはいえ、一つの材質をとっても数多くの板厚・サイズがあり、その選定に迷う方も多いのではないでしょうか。そんなお悩みをお持ちの方のために、本記事では加工メーカーで一般的に対応可能な板厚・サイズについて、材質別に表にまとめて詳しく解説しています。メーカーへ発注する前の板厚・サイズ選びの参考にしてみてくださいね。板金の板厚対応可否表各材料には様々な厚みの板金がありますが、市場品として入手しやすい板厚というものが存在します。まず、板金加工メーカーで一般的に対応可能な板厚について、材質別にまとめた表を見てみましょう。<各板金加工材料での板厚対応可否表 >引用元:株式会社東海進研表を見ると、材料によっては入手しにくい板厚があったり、さらに同じ材質であっても種類や番手によって手に入りやすい板厚が異なるということがわかりますね。また、加工メーカーで対応してもらいやすい、流通性のある板厚を事前に確認しておけば、発注までの時間のロスを減らせます。さらに、市場品として入手しやすい板厚を選定することで、材料費のコストダウン、加えて欠品のリスクも低いため、材料を調達するまでのリードタイムの短縮が可能となります。鉄系一般的に鉄系の材料は最も幅広い用途で用いられる材料で、流通性が高く、入手しやすいといえます。例えば、家電や自動車の外板として使用されるSPCC(冷間圧延鋼板)では、特に1.6mm、2.0mmで流通性がよく、供給が安定しています。参考記事鉄板の板厚選びについては以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。⇒鉄板の板厚選びならこのページだけで解決!材料別に解説!ステンレス系ステンレスにも様々な鋼種がありますが、中でもSUS304が板金加工材料として最もよく使用され、特に1.5mm、2.0mm、3.0mmが流通性の高い板厚となります。また、SUS304にはバネ材、SUS304CSPがあります。主に薄板が中心で、0.1mm単位の板厚で入手可能です。<SUS304CSPの板厚対応可否表 >引用元:海内工業株式会社アルミニウム系アルミニウムには、主に1000番手系~7000番手まで存在し、合金の種類によっては手に入りにくいものがあります。数あるアルミ板の中でも、最も代表的な材料がA5052で、耐食性、溶接性、成形性に優れており、加工しやすい材料といえます。特に入手しやすい板厚は、0.8mm、1.0mm、1.5mm、2.0mm、3.0mmとなります。各材質別に流通性の高い板厚について見てきました。しかし、加工メーカーによって取扱い可能な板厚、得意とする板厚は異なるため、用途に応じて適切な加工業者を選ぶことも重要となります。Mitsuriは板金加工を依頼できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。板金のサイズ対応可否表板金の板厚によって市場への流通性に差があることを見てきましたが、板金のサイズ(縦横寸法)にも同様のことがいえます。では、板金加工メーカーで一般的に対応可能な板のサイズを一覧にまとめましたので、見てみましょう。<各板金加工材料でのサイズ対応可否表 >板金加工に使用される材料には規格で決められた寸法が存在し、そういった板材は「定尺板」と呼ばれ、市場に多く流通しています。定尺板について主な定尺板の種類についてもう少し詳しく見てみましょう。<市場に多く流通している定尺サイズ>定尺板の中でも、次の3つが特に流通性の高い定尺サイズとなります。①3’x 6’(サイズ:914mm x 1,829mm):サブロクSPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板に適用されている定尺サイズです。鉄板では、最も流通性の高い定尺寸法となります。なお、ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板等にはこの定尺サイズは存在しません。②1’x 2’(サイズ:1,000mm x 2,000mm):メーター板主にステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などに適用されている定尺サイズです。鉄板にはこの定尺サイズは存在しません。③4’x 8’(サイズ:1,219mm x 2,438mm):シハチSPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板だけでなく、ステンレス鋼板、アルミ板、銅板、真鍮板にも適用されている定尺サイズです。サブロクの定尺板(3’x 6’)やメーター板(1’x 2’)ではカバーしきれない、大型の加工品に用いられます。<市場流通性の低い定尺サイズ>その他、流通性があまり高くない定尺サイズの一部がこちらです。①3’x 8’(サイズ:914mm x 2,438mm):サンパチ一般に、SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板にのみ適用されている定尺サイズです。ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などにはこの定尺サイズはありません。ただし、市場流通性が非常に低い定尺サイズです。②5’x 8’(サイズ:1,524mm x 2,438mm):ゴハチ一般に、SPCC(冷間圧延鋼板)、SECC(電気亜鉛メッキ鋼板)、SGCC(溶融亜鉛メッキ鋼板)などの鉄板にのみ適用されている定尺サイズです。ステンレス鋼板やアルミ板、銅板、真鍮板などにはこの定尺サイズはありません。ただし、市場流通性が非常に低い定尺サイズです。③5’x 10’(サイズ:1,524mm x 3,048mm):ゴトウ(ゴットウ)4×8(シハチ)と同様の鋼板に適用されている定尺サイズですが、一般には銅板と真鍮板には使用されません。また、かなり大きな定尺なので、大型の製品に用いられることが多いのですが、このサイズの加工を行える機械は限られています。流通性の高い定尺板のサイズを念頭に製品の設計を行うことで、歩留り良く板取りができるようになり、材料費のコストダウンにもつながります。Mitsuriは様々なサイズの板金加工を依頼できる多数のメーカーと提携しています。お気軽にお問い合わせください。まとめ本記事では、板金加工メーカーで一般的に対応できる板厚・サイズについて解説しました。市場流通性の高い板厚、そして定尺サイズを用いることで、板厚やサイズ調整に必要な無駄な加工が省け、結果的に材料費のコストダウン、さらには生産リードタイムの短縮にもつながります。しかし、加工メーカーによって対応ができて、かつ得意とする板厚・サイズは異なります。そのため、用途に応じて加工業者を選定することが必須となります。メーカーを選ぶ際には、ぜひMitsuriにご相談ください。日本全国で140社以上のメーカーと提携しているため、きっとご希望に沿うメーカーが見つかるでしょう。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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    【鹿児島で金属加工を依頼するなら!】腕の立つ金属加工メーカー10選!

    「鹿児島の金属加工メーカーを探してるけど、多すぎて選べない・・・」「それぞれの金属加工メーカーの違いが知りたい・・・」「加工業者に頼むなら出来るだけ経費を抑えてたのみたい・・・」加工メーカーを選ぶときに、このように考えたことはありませんか?地域別に絞っても金属加工メーカーは、とても多く存在します。その中で自分と相性のいいメーカーを選ぶのは大変です。今回は、そんな「迷ってしまっている」という、お悩みをお持ちの方や、「金属加工に興味がある」という方に向け、鹿児島で腕の立つ金属加工メーカー10社をご紹介します!【VA・VE提案でコストダウン】鹿児島金属株式会社引用元:鹿児島金属株式会社基本情報本社/羽曳野工場:大阪府羽曳野市駒ヶ谷2番地197阿久根工場:鹿児島県阿久根市波留字白崩3336-1TEL:072-957-5544FAX:072-957-5540設立:1970年5月加工:旋盤加工・フォーマー加工 等素材:ステンレス・アルミ・鋼・銅 等HP:http://www.kagoshima-metal.co.jp/index.html①会社紹介鹿児島金属株式会社は、冷間圧造を中核技術として金属部品の製造を行っている会社です。本社が大阪にあるだけでなく、鹿児島等にも工場があり、幅広い地域で活躍しています。この会社では、設計から製造までを一貫生産しており、大量発注にも対応してくれます。②メリット・デメリットメリットは、上記で説明した大量発注だけでなく、コスト削減のためにVA・VE提案をおこなっている点です。この提案により、コストの削減はもちろん、工程削減のよる品質の安定化や納期短縮などを可能にし、低コストで高品質品質な製品ができます。ただ、大量生産を得意としている半面、数千本単位からしか発注できない点がデメリットといえます。③製品例二輪車・自動車部品建築用部品弱電機器【難削材の微細加工なら】キリシマ精工株式会社引用元:キリシマ精工株式会社基本情報本社:鹿児島県霧島市国分川原918-7TEL:0995-73-4311FAX:0995-73-4313設立:2006年8月加工:マニシング加工・ワイヤー加工・旋盤加工 等素材:鉄・アルミ・銅 等HP:http://kirishima-seiko.jp/①会社紹介キリシマ精工株式会社は、精密金属加工(光通信、半導体、その他)として難削材、微細加工を得意としている金属加工メーカーです。お客様を第一に考えており、希望内容でオーダーメイドの設備開発、既存設備の改良など様々な取り組みをしています。②メリット・デメリットメリットは、他社では難しいような難削材の微細加工ができるという点です。このため、様々な部品を加工することができます。また、加工の際にはカーブカット工法を行うことで加工工程の削減により、短納期、低コスト、高品質で加工部品を提供できます。ただ、大量発注を得意としていないので、量産への移行などの対応は難しいといえます。③製品例KYプレートKV六面加工サンプル(球) SUS六角ザクリ【当日納品も可能】有限会社帖佐製作所引用元:有限会社帖佐製作所基本情報本社:鹿児島県薩摩川内市東郷町南瀬380-1TEL:0996-42-4939FAX:0996-42-4401設立:1980年7月加工:ワイヤーカット・フライス加工 等素材:鉄・銅・真鍮・ステンレス・アルミニウム 等HP:http://www.chosa-s.com/①会社紹介有限会社帖佐製作所は、「短納期」「高品質生産」を意識した金属加工メーカーです。少数精鋭だからこそフットワークが軽く、抜群のチームワークで作業で短納期、高品質の製品を作っています。また、手動制御の設備を導入し、コンピューター制御を行わない手動による加工にも対応しているので、緊急対応が必要なご依頼や追加加工にも、迅速に対応できます。②メリット・デメリットメリットは、短納期で製品を作ることができる点です。社内に金属材料を保有しており、最短で即日に納品できます。また、緊急対応が必要なご依頼や追加加工のご依頼にも、迅速に対応できます。このため、急ぎの仕事でも安心して依頼することができます。ただ、加工できるサイズは450×800四方の製品の加工までとかぎられているため、依頼時には製品サイズに関して直接確認した方が安心です。③製品例【24時間体制の切削加工なら】株式会社アスリート引用元:株式会社アスリート基本情報本社:鹿児島県霧島市国分清水382番地TEL:0995-48-5221FAX:0995-48-5226設立:2010年11月1日加工:マニシングセンタ・フライス加工・旋盤加工 等素材:アルミニウム・ステンレス 等HP:https://kk-athlete.jp/①会社紹介株式会社アスリートは、金属切削加工を中心にマシニング加工、旋盤加工、ワイヤ放電加工、樹脂加工、製缶加工、板金など、様々な金属加工を行っているメーカーです。常に「進化」と「変革」に挑戦し続ける企業として、お客様のニーズに答えようとしています。また、この会社ではチームワークを大切にしており、どのような製品でも社員一丸となって迅速に対応しています。②メリット・デメリットメリットは、24時間体制で金属加工に取り組んでいる点です。得意のチームワークを活かし、24時間フルに稼働することで、短納期で製品を作ることができます。また、多品種少量から大量生産までを受け付けているので、幅広い対応が可能です。ただ、大型の金属加工は取り扱っていないので、依頼できる加工サイズは限られてきます。③製品例半導体関連部品半導体関連部品半導体関連部品【塗装までの一貫生産なら】株式会社千鶴工業引用元:株式会社千鶴工業基本情報本社:鹿児島県出水市汐見町630番地1 TEL:0996-68-1510FAX:0996-68-1511設立:2007年1月15日加工:レーザー加工 等素材:鋼・ステンレス 等HP:http://chizuru-ind.jp/①会社紹介        株式会社千鶴工業は鹿児島県出水市で金属加工をはじめ、車輌機械整備・ガソリンスタンドを営んでいる会社です。金属加工に関しましては、九州に数台しかない機材を導入しており、個人のお客様の小ロットにも対応しています。その為、他社でも難しいような依頼もすることができます。②メリット・デメリットメリットは、切る、曲げる、溶接、磨く、塗装の全ての作業を一貫して行うことができる点です。このため、低コストかつ短納期での依頼が可能です。また、ステンレス加工を得意としており、大・小部品・開発試作品・ロット生産まで経験豊富なノウハウを生かし、様々な加工をすることができます。ただ、大量生産を得意とはしていないので、小・中ロットの依頼向きの会社になります。③製品例【板金加工と機械加工の複合案件なら】株式会社南光引用元:株式会社南光基本情報本社:鹿児島市七ツ島二丁目1番地TEL:099-263-0890FAX:099-262-3551設立:1971年業務内容:精密板金・製缶板金、セラミック部品加工、金属部品加工、各種プレス金型製作、搬送及び設備・製造装置関連製品等HP:http://nanko.co.jp/①会社紹介株式会社南高は、モノづくりを通してお客様の信頼に応える技術とサービスを提供します。そして、地域社会に貢献すると共に全社員と自社に関わる人の幸せを追求します。自社の技術としては、金属や非鉄金属の加工を始め、セラミックなどの難削材も加工出来る技術を有しています。関連分野としては、建築関連、装置関連、プラント関連、自動車関連と幅広く関わっています。今後も地域社会への貢献をさせて頂きながら活動を続けていきます。②メリット・デメリットお客様のニーズに応えるべく、ステンレスやアルミ、チタンや樹脂等のあらゆる製品の加工を実施し、多品種・少量の物から量産品まで対応可能な体制を整えています。また、製品によっては設計、製作、施行まで実施しています。一方で、特殊な形状や工程数が多くなる加工などは、納期やコスト面で調整させてもらう場合があります。③製品例JR九州筑後船小屋駅の転落防止柵鹿児島農業大学スチール手摺鹿児島平川動物園メッキ扉【精密機械加工案件なら】鹿児島精機株式会社引用元:鹿児島精機株式会社基本情報本社:鹿児島県霧島市溝辺町有川1655TEL:0995-59-3304FAX:0995-59-3945設立:昭和50年10月業務内容:金属加工全般、複合材料加工全般、部品組立全般HP:https://www.kagosima.co.jp/①会社紹介鹿児島精機株式会社は、海外調達や各種マシニング加工、NC旋盤、ワイヤー加工等の機械加工を通して社会へ貢献すべく、日々活動しています。機械加工にて、医療機器や電気機械器具、輸送用機器や船舶向けの部品等の納入実績があります。材料としては、ステンレスやアルミ、チタン等の金属類を主としています。②メリット・デメリット各種生産設備を整えており、試作から量産、小物精密部品から大物部品まで対応可能ですが、金属類以外の材料加工が必要となる場合には対応できない場合があります。また、量産の数によっては余裕を持った納期が必要となる可能性もありますので注意が必要です。③製品例NC旋盤による加工部品マシニングセンターによる加工部品ワイヤーカットによる加工部品【難削材加工なら】マイクロカット株式会社引用元:マイクロカット株式会社基本情報本社:鹿児島県霧島市国分上野原テクノパーク12番2号TEL:0995-48-5611FAX:0995-48-5615設立:2003年1月業務内容:通信業界や光通信業界向けの金属精密切削加工、各種難削材の高精度加工、複合形状加工、金属プレスHP:http://www.microcut.jp/aboutus.html①会社紹介マイクロカット株式会社は、最先端の標準化された加工技術を確立し、お客様の発展に貢献出来る製品作りをすることを経営方針としています。お客様の情報をもとに、金属加工技術の開発・向上を行い、経営・環境を含め社会に対するサービス向上に勤めています。現在では、国内外の通信及び光通信用金属部品の製造を主としており、今後もいっそうの研鑽に努めて、お客様と社会に役立つよう活動していきます。②メリット・デメリット複雑な形状や難削材の加工を得意としており、各種形状・材質に対して対応可能です。一方で、難削材を加工する場合には加工工具の寿命が不安定になりやすく、工具寿命を含めたコストを考慮する必要があるので注意が必要です。また、ロットや生産数によって製品単価が高くなる場合もあります。③製品例CNC複合自動盤による加工部品マシニングセンターによる加工部品プレス機による加工部品【産業機械設計〜制作まで】将桜工機株式会社引用元:将桜工機株式会社基本情報本社:鹿児島県薩摩川内市高城町2310番地14TEL:0996-22-3002FAX:0996-22-5381業務内容:各種産業機械設計、治工具設計・製作、精密機械加工、金属加工、機械メンテナンス等HP:https://www.shououkouki.com/①会社紹介将桜工機株式会社は、お客様の要望に応じてフルオーダーメイドで産業機械の設計から製作、設備の改良や改造を行います。各種配管の製作や設置、金属加工、塩ビプラスチックなどの製作・加工も対応可能です。今後も、お客様の期待に応えられるように、より良いサービスと製品を提供できるよう常に技術の改善を行っていきます。②メリット・デメリット小さな精密機械から大きな機械まで幅広い製品の対応が可能であり、部品加工から納品までの一貫製作を実施しています。そのため、製品精度の向上やお客様の発注時間の削減、短納期対応に貢献できます。多品種小ロットのモノを作る場合には対応できない場合がありますので注意が必要です。③製品例配管ダクト接続配管【ステンレス・アルミ加工なら】株式会社米森金属工業引用元:株式会社米森金属工業基本情報本社:鹿児島市新栄町31-25TEL:099-256-6995FAX:099-253-1764設立:昭和45年2月業務内容:ステンレスやアルミ・鉄等の金属加工HP:http://www.kokuhou-ss.com/①会社紹介株式会社米森金属工業は、ステンレスやアルミ、鉄等の金属加工を行なっており、お客様のご要望に沿ったオーダー品を製作しています。これまでの経験と実績から、製品の出来栄えに関してプロフェッショナルであることを自負しています。今後も金属加工のことなら何でもご要望・ご相談ください。②メリット・デメリット家具の金物といった小物から、取水施設操作盤BOXといった大きめのサイズまで製造可能です。小ロット品や特殊形状品についても対応可能です。一方で、注文数量が多い場合には対応できない場合もあります。また、注文数が多い場合やサイズが大きいモノについては納期の調整をさせて頂く場合があります。③製品例取水施設操作盤BOXドアの取っ手ステンレス製サッカーボール鹿児島で金属加工メーカーの一括見積もりを依頼するなら【Mitsuri】一流の板金加工業者に発注しませんか?今回は鹿児島の金属加工メーカーを10選、紹介させていただきました。どの金属加工メーカーも、取り扱っている加工製品が違ったり、生産管理システムが違ってたりと様々です。その中で、この記事をご一読してくださった皆様と相性のいい金属加工メーカーを見つけて頂ければ幸いです。Mitsuriでは、企業のご依頼だけでなく、個人での発注・見積もりにも対応しています。1個から、といった小ロットや試作のご依頼も大歓迎です!そして日本全国各地、どこからでもご相談可能です。ぜひMitsuriにご相談ください!